スーツを着た男が、ネクタイを締め直しながら私の方をちらりと見る。そして溜息をつき、淡々と言葉を並べた。
「これから7日間、あなたは何人もの男性の性欲処理のためだけに過ごします。
…いや、使われる、というべきでしょうか。生活に対する不便はさせませんが、外界との接触は一切禁止します。
そして、あなたの基本的人権について期待なさらないよう…覚悟なさってください」
「ええ、わかってます」
男に背中を押され、小さく悲鳴を上げながら鉄格子に囲まれた部屋へと足を踏み入れた途端、照明がぱあっと部屋を照らした。そこには裸の、それもすでに肉棹をいきり立たせた男達が10人も車座になって待ちかまえていた…。